これから福岡で起業しようと考えたり、起業して間もない女性の方へのお知らせです!
来年2月からになりますが、女性の方対象の「起業塾」が開催されます(4日間コース)。
公的機関での起業者向けの勉強会は年に数回しかなく、今年度は最後かもしれないので検討している方は是非ご参加ください。
ただ、今回のは定員15名ということですが先着順でなく、抽選ということなので締め切りまでに応募していただければ受講のチャンスがあるということです。
勉強会の内容については、下記を参照して下さい。主にビジネスプランなど経営面に関する内容が占められており、濃い内容のものだと思います。なぜかというと、ビジネスプランがしっかりしてないと販路開拓や融資面にも影響及ぼすからです。
福岡女性起業塾の詳細はこちら
私は実は四年前まで、地元の商工会議所にて創業予定者や既存の中小企業者に対して、融資や経営相談に対応しておりました。経営面については、長くなってしまうので触れませんがやはり経験上金融機関から融資を受けたい、と思っている方について少しだけ自分の考え(あくまでも私見ですので)を書きたいと思います。四年前と今では、あまり融資に関するスタンスは変わりないとは思いますが・・。
これから開業予定の方については、ビジネスプランも大事ですが、必ず自己資金を準備するようしてください。理想は総費用の1/2から1/3を自己資金持っていればいいのですが、なかなかそういう方は少なかったです。やはり店舗や事務所構える事業については、早めに場所抑えてから融資の相談に行くという傾向が多いので、先に敷金や家賃の支払も発生しますし事前の計画以外の出費も発生するからです。だから自己資金ゼロの状態で融資を受けるというのは厳しいです、両親や親族から借りるなど検討しないといけないです。
福岡で創業する際の融資制度は、日本政策金融公庫と福岡県、福岡市と商品は多数あり、数年前から無担保無保証人(法人は代表者が連帯保証人)と創業しやすい環境であります。福岡県と福岡市の創業向け融資は、信用保証協会の保証付きで金融機関から融資されるものです。
あと、創業向け融資を希望する方については、商工会議所在職中に自分は「税金や公共料金、家賃、住宅ローンなどの遅れがありませんか?」と確認してました。創業向け融資は、既に事業の実績がある企業と違って、決算書などの資料がありません。まして、専用の事業計画書くらいしかありませんので、審査する側は通帳の確認を求めてくるかと思います。それは、事業計画書に記載してある自己資金の額が通帳にあるかという確認と口座引き落としになっている内容の確認をするためです。実際に毎月月末に銀行引き落としになっていた電話代が、数カ月未納であったために融資が下りなかったケースもありましたので注意してもらえればと思います。
あと、既に創業している友達や同業者に創業する際の融資申込の際の話とか聞かれるのもいいかと。
せっかく公共機関主催の有料の勉強会ですが決して高くないと思います。ぜひ勉強して創業準備にいかしてほしいです!あと、チラシでは金融機関の方と名刺交換できるということなので是非名刺交換はされることをお勧めします(どういうメンバーが参加されるかわかりませんが、日本政策金融公庫、地元銀行、信用金庫の人たちが来られてあればいいのですが)。
最後に創業後、人を雇うことになった場合に、手続きや人の管理についてわからないことがありましたら、ぜひ当事務所までお尋ねください!