求人を出す手段の一つとして、ハローワークに求人票を出している企業もあるかと思います。
厚生労働省の調査で、ハローワークに出している求人票の記載内容と実際の労働条件が相違しているという申出が平成28年度は、約9,200件ほどあったということです(平成27年度は約10,000件)。
申出内容が最も多かったのは、「賃金に関すること」で全体の28%、ついで「就業時間に関すること」が21%、「職種・仕事に関すること」が14%ということです。
ハローワークでは、こういう事態が発生した場合は事実確認・是正指導があっていますが、是正されなかった場合は「職業紹介の一時保留」などの措置もあっているようです。
ただ、逆に実際は労働条件は相違してなくて「求人者の説明不足」や「求職者の誤解」というケースもあるようです。
求人票出すときは、実際の労働条件確認するようお願いいたします。間違えると、企業の信用問題にも影響しますので。