地元新聞の掲載記事より
福岡のある団体が、2016年度の「人事部門が抱える課題と取り組みの実態調査」を行いました。
(対象:九州の企業・団体など1,188社のうち324社回答 昨年11月から12月に実施)
①「LGBTに関する調査」について
LGBT支援制度を設けていない企業及び団体 ・・・ 91.4%
LGBT支援制度を検討中 ・・・ 8.0%
②「介護休業分割取得制度」について
分割取得制度導入している企業及び団体 ・・・ 29.3%
③「従業員のメンタルヘルス」について
メンタルの不調を訴えている社員がいる企業及び団体 ・・・ 66.7%
上記の結果を見ますと、「LGBT支援」についてはまだ九州の企業は取り組みが遅れている感がします。実際支援制度導入企業は、2社で大企業クラスの規模ということでした。
また、「介護休業の分割取得」については、今年一月より法律改正されて3回に分けて取得できるようになっております。「従業員のメンタルヘルス」については、前年度より4.2ポイント増えており、66.7%回答のうち3割がメンタル不調の従業員が増えているということです。
こういう状況からしても、社会保険労務士として企業のお手伝いできることが色々ありそうです。